2010年4月27日火曜日

新商品

ヤマハリビングテックの システムバスが

5月より モデルチェンジします。

従来は TZ・MZ・CZ・EX の 4シリーズありましたが、

『プレミオ』 と 『リベロ』 の2シリーズに 変更されます。


この2シリーズに分け 各々明確に

ユーザーに分かりやすく 特徴を持たせました。


CZ  →  プレミオ



プレミオ

スペイン語で「上質」

「優れたものに贈られる賞」

                            の意味



性能が高いわりに お求めやすい価格で

ユーザー向けに お値打ち感を出した。



EX  →  リベロ




リベロ

イタリア語で「自由」

サッカーでは「攻守自在」

                       の意味



最もベーシックな 仕様をベースに

選択の自由度が高いシリーズ。



 
共通新商品

カミトリ名人+

シャワーを使うだけで 髪の毛やゴミを 小さくまとめ

そのまま手を触れず 捨てることが出来た カミトリ名人に

抗菌メッキの アタッチメントを付け 排水口内部の

水の中で 抗菌イオンを発生し ヌメリや臭いの原因となる

菌の発生を抑制する。










うつくしフロア

フロアの表面に 皮脂などの油分をはじく 撥油成分が含まれた

特殊加工を施してあり 水を流すと 表面と皮脂汚れの間に

水が入り込み 汚れを取れやすくする。






ウェーブカウンター

従来のカウンター形状と同じで 継ぎ目や段差を極力なくし

清掃性を配慮。 専用イスでハイポジションなので 高齢者でも使いやすい。


スリムカウンター

カウンター、ミラー、照明の 縦のラインを揃えて

スッキリとしたシンプルな空間に。

カウンター下が奥まってないため 手入れもしやすい。

市販のイスにも 適した高さに設定したカウンター。

              


選択オプションで 浴室内の仕様は 似た構成に出来るが

壁の構造が違うので 選ぶ際には注意が必要です。

2010年4月15日木曜日

洗浄方式

洋式トイレには いろいろな 種類があります。


一般的には 認知されていないと思いますが

選ぶ便器によって 洗浄方式が 異なっています。

洗浄方式が異なっているということは 見た目には

分かりませんが 便器内部の構造が違っているのです。

陶器メーカー各社は 技術を駆使して お客様のニーズに

合わせて 様々なコンセプトのもと 商品を開発しています。

また その形状の違いは コストにも反映されています。



洗い落とし式

水勢のみを利用して 汚物を排出する方式。

構造がシンプルで 安価な便器。

溜水面が狭いため 用便時に おつりが おこりにくいタイプ。

洗浄時に水はねや やや大きい洗浄音が発生しやすい。


セミサイホン式 、 ネオボルッテクス式

洗い落とし式の改良版。

水勢と渦作用を組み合わせて汚物を排出する方式。

洗い落とし式より 溜水面が広く 洗浄音も抑えられている。



上記2方式は
主にレギュラーサイズの便器で用いられている。


ワイドボルテックス式

ネオボルテックス式と 構造は同じ。

排水芯が 床上155mm のマンション向け便器の為

排水芯高さの関係で サイホン式を導入出来ないので

このような方式にならざるを得ない。


サイホン式

排水路を屈曲した 形状にすることで

サイホン現象を発生させその吸引作用で

汚物を排出する方式。

現在の水洗トイレの主流となっている。


サイホンゼット式

基本構造はサイホン式に準じるが 排水口付近にある

ゼット孔からの水勢を利用し より強力なサイホン作用を

発生させて汚物を排出する方式。

溜水面が広いため 汚れが付着しにくく

臭気の発生が抑えられやすい。

使用水量が多い。

ゼット孔からの水が7割を占め 上部からの水は3割程度。


ブローアウト式

基本構造はサイホンゼット式に準じるが

素早くサイホン作用を発生させ 洗浄速度が速くなる半面

一定以上の水圧が必要である。

水道直結式のフラッシュバルブが必須のため

ビルの高層階等では 使用できない場合がある。

洗浄音はやや大きい。


サイホンボルテックス式

サイホン式の一種であるが サイホン作用と渦作用を

組み合わせて汚物を排出する方式。

空気の混入がほとんどなく 洗浄音は極めて静かで

溜水面もかなり広く取れることから

汚れの付着も極めて少ない。

洗浄水量がかなり多く 節水便器としにくい面も

あることから 取替の傾向にある。


水道直圧式

水の流れを  洗浄 → 排出 → 水溜め   の

3ステップに 分けて汚物を排出する方式。

タンクへの 水溜め時間がないため 連続使用が可能。

タンクレストイレに採用されていて 部屋の空間に広がりを持てる。

電気的制御のため 停電時などは

ハンドルで 手動で流す必要がある。

また 水圧の低い場所では 使えない。

しかし 低流動圧対応ブースターや

ハイブリットタイプ等 も用意されている。

2010年4月1日木曜日

GG

TOTOから 4月より GGという便器が発売されました。

まだ 現物を見たことはありませんが 自分なりに分析してみました。


ローシルエットな為、一見 タンクレスタイプかと 思いましたが

タンク内臓の ウォシュレット一体型便器 でした。

タイプ的にはZシリーズと同じですが 見た目はタンクレスと似ているので

Zシリーズ と ネオレスト との中間商品ですかね。

今までの一体型便器に比べると

コンパクトでローシルエットなので

空間にゆとりが生まれます。

タンクレス風ですが タンク式なので 水圧に影響されずに 洗浄できます。


コンパクトなタンクでありながら しっかり節水化もされています。

渦を巻く様な2つの水流によって

 強力な水流を発生させます。

 洗浄水量は4.8ℓ と少量。

 洗浄中は水位が上昇しながら

 洗うので便器内をしっかり洗い流します。



男子小用時は4ℓ 、eco小では3.8ℓ とかなり少量の水で洗浄します。


少し前に6ℓ洗浄が出来る様になって驚いていたのが懐かしく思います。


GGには 手洗いがないので 手洗いを新たに

設けないといけないので注意が必要です。

別に給水を 設けれない場合でも

ワンデーリモデルタイプで手洗いをつけれるので安心です。








































商品のコンパクト化、機能の充実、節水 etc  ・・・

メーカーは常に技術を磨いて 新しい商品を開発していくのでしょうが

これから先はどんな商品を発売していくのか楽しみです。