今回の現場は築3年とまだ新しい住宅で、 新築時に太陽光発電設置は
考えていなかったそうですが 住まれてからの電気代のことがお悩みの様で
少しでも電気代を少なくしたいとの思いから 工事に踏み切りました。
今回設置したのはノーリツのPVMDシリーズです。
太陽光発電システムでは 家庭で使う電気以上に電気を作り 、
余ってしまった電気は電力会社に売ることが出来ます。
今回の工事期間では1kWhあたり42円で売電することができ、
10年間固定買取なのでいっそうお得にエコライフが楽しめます。
また1kWhあたりのシステム価格に応じて2種類どちらかの
補助単価で申請すると 、国からの補助金がでます。
太陽光発電システムはオーダーメイドなので 100万円のシステムを
組もうと思えば100万円になり 300万円のシステムを組もうと思えば
300万円でも出来るというもので、また屋根の材質や形状によっても
変わってくるものなので、 立地条件や予算などを踏まえて
『我が家には何kwのシステムが適切なのか?』の見極めが大切です。
屋根の種類によって
「設置できる枚数」
「工事に必要な材料」
「架台の種類」
「施工にかかる費用」
がそれぞれ変わってきます。
今回の現場は切妻屋根の洋瓦でした。
足場を設置し屋根に上り 瓦に架台を設置する位置に
墨出しをし 屋根下地の位置を確認して 架台を組んでいきます。
太陽光発電を投資という観点から見ることも大切です。
太陽光発電システムが車などの耐久消費財と違うところは
導入したその日から『利益=リターン』を生み出すところです。
太陽光発電は日の出と共に稼働し始めます。
買う電力は1kwhあたり約24円と設定されています。
余剰電力の買取価格は現在42円です。
図を見るように夜と朝は電力を電力会社から買いますが、
昼間の時間帯は 太陽光発電で賄うことが出来ます。
太陽光発電による発電量-自家消費電力量=売電量
設置前と後での電気代が どれだけの差になるのか楽しみです。